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受入れを決めた理由は?
建設業は3K(きつい、汚い、危険)のイメージが根強く残っている業界です。それもあって、約10年前から若手が入社しない、入社しても定着しないといった状況が起こるようになりました。いずれは外国人の力を借りる時代が来ることは予測していたので、2014年から受入れをスタートしました。
受け入れて良かった点は?
まず受入れ前にベトナムへ行って直接面談を行ったのですが、とにかく若くて明るく、彼らなら会社の未来を任せられると確信しました。実際に受け入れてから、彼らとは 友達のような関係を築いています。おかげで社内の日本人たちも一気に明るさを取り戻して、会社の雰囲気も若返りました。
受入れ後の工夫や、気をつけていることは?
彼らは私たちを頼って日本へ来ています。でも、逆を言えば、私たちは彼らを頼りにして仕事が成り立っているんです。それを考えれば、お互いに頼り合う同士、さほど立場に差はありません。だからこそ、普段から同じ目線で接することを心がけています。彼らからジョークを言ってきますし、ふざけ合ったりもします。社長だからと偉そうな態度は決してしません。
導入予定の企業へメッセージをください。
実際に受け入れてみてわかったのは、彼らは本当に優秀で実力がある人たちばかりだということです。だからこそ、単に手元作業をさせるだけの人材にしておくのは本当にもったいない。お金も大事ですが、まずは技術をしっかり教えることが大事で、そうして身についた技術は彼らが一生使えるものです。ぜひ彼らが日本にいる間に、立派な職人にしてあげてほしいですね。
現場で働くみんなの声
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、特定技能2 号のロンさん、特定技能1号のクイさん、技能実習生のフインさんの3名にお話を伺いました。
特定技能2号になって家族を呼べる、それが何よりもうれしい
「ずっと前から日本で働き続けることが目標だった」というロンさん。2023年10月には、型枠業として九州初、全国でも2 人目となる特定技能2号を取得しました。「これで家族を日本に呼ぶこともできます。また、車の免許も取ることができました。これで安心して暮らすことができる。今はそれが何よりもうれしいです」。そう満面の笑顔で話してくれました。
ロンさん
クイさん
型枠の仕事がおもしろくて好きになりました!
2021年に特定技能1号になったクイさんは、家族を支えるために日本の建設業で働き始めました。実際に現場で作業をしてみると「型枠という仕事がとてもおもしろくて好きになりました。難しい作業も楽しくできています」。ロンさんとは故郷が同じで、いつもお世話になっているのだとか。「本当にやさしい先輩です」。尊敬する先輩に続く活躍に期待です。
人の見本になるような立派な職長を目指す!
フインさんは日本語能力試験のN2を取得しており、読み書きがとても得意です。「でも、話すことはちょっと苦手( 笑)」。日本は自然豊かできれいな国だと聞き、生活してみたいと思ったのがきっかけで来日したとか。実際に来てみると「川の美しさには驚きました」。目標は、ロンさんのようになること。「人の見本になるような立派な職長を目指しています!」
フィンさん
外国人のキャリア形成
海外で働くことは、人生において大きなチャレンジ 本当にうれしかったです。特定技能外国人は、どんな経験を経て「今」にいたるのか。「この先」にどんな夢を見据えているのか。チャレンジャーたちのキャリアをご紹介します。
- 来日前
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先輩たちから日本の魅力を聞いて日本で働くことを決意
高校の時に、近所に住む先輩たちが日本へ働きに行っていて、「日本はいいところだよ」と教えてもらいました。それで私も卒業後は日本へ行こうと決めました。でも、建設業についてはまったく経験がなく、日本語学校へ通い始めてからどんな仕事かを知りました。
- 来日
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入社
面接では練習していた自己PRが山之内社長の胸を打ち、見事採用に!
- 実習1年目
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約3カ月の訓練後に緊張の現場デビュー
入社直後はまず加工場で釘打ちなどの簡単な作業の練習からスタートしました。そして3カ月ほど訓練した後に現場デビューです。私の初めての現場は鹿児島市内の9階建てマンションで、とても緊張したのを覚えています。
- 実習2〜5年目
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一人で任されることに大変さよりも楽しさを感じた
2年目になると、それまで日本人の先輩と一緒にしていた組み立てを一人で任せてもらえるようになりました。大変でしたが、1年目に覚えたことを自分で試せるので、楽しいという思いのほうが強かったです。3年目には図面をもらい、基礎工事を任されるなど、徐々に仕事の難易度も上がっていきました。またこの頃になると、ベトナム人の後輩に仕事を教えるようにもなりました。
- 特定技能外国人1年目
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制度誕生により日本で働き続けることが可能に
実習生として5年目に入り、翌年にはベトナムに帰らないといけないと思っていたところ、できたのが特定技能制度です。継続して日本で働くことができると知った時は本当にうれしかったです。
- 特定技能外国人2~3年目
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日本語の試験に合格して免許取得!ベトナム人だけで現場へ
特定技能になってすぐに取りに行ったのが運転免許です。実技はそれほど難しくなかったのですが、何よりも苦戦したのが日本語のテキストです。ひらがなは読めるのですが、とにかく漢字が読めない。結局、二度試験に落ちて、三度目のチャレンジで合格することができました。初めて後輩たちを車に乗せて、ベトナム人だけで現場に行った時はとても緊張しました。現場にいた他社の職人たちは「日本人はいないの?」と驚いていました。
- 現在
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日本で働き続けると決めたので、今の目標は日本で家を買うことです。ベトナムにいる両親も応援してくれているので、必ず叶えたいです。
- 私の夢
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日本でずっと暮らしたいです。子どもは日本の学校に通わせて、ベトナム語と日本語、どちらも覚えてほしいです。
